みなさんこんにちは!
オフの間の当ブログはですね、データ関連の記事やもちろん補強等のニュースについて更新していきたいと思います。
その一つとして今回は、「代わったところに打球が飛ぶ」は本当か、について書いていきます!!
守備から選手が交代し、そこに打球が飛ぶと、「代わったところに打球が飛ぶ」という風に言いますよね。
みなさんも何度も耳にしたことがあると思います。
ですが本当にそうなのでしょうか?
印象に残りやすいだけで、実際はそうではないのでは??
こういう疑問もまた、みなさん感じたことがあるのではないでしょうか。
ということで検証しました!!
日々の感想記事を見てくれている方は、その最後に毎回、「今日の守備交代打球率は~」という一文がついていたのにお気づきですよね。
毎日集計していたんですよ~!ほめてください!!
「代わったところに打球が飛ぶ率」というのは長いので、「守備交代打球率」と呼ぶことにします。
この守備交代打球率を集計するにあたって、その条件を確認しましょう!
こちらの記事にも書いたのですが、
1:ベイスターズの試合(私がいつも見ているからです、意味はないです)で両軍の守備交代の数をカウントします。
「両軍の」というところがミソで、ベイスターズに偏ることなくデータを集められると考えられます。
2:この守備交代の数には、投手と捕手は含まないこととします。
おそらくみなさんも、この2ポジションについて「代わったところに~」と聞いたことはないですよね。
3:守備交代のうち、交代したイニングで打球が飛んできた数をカウントします。
代わっていくつかイニングが経過してから、「代わったところに~」と言うこともないですもんね。
4:この打球の数はヒットかアウトかを問わず、またファウルフライ以外のファウルはカウントしません。打席の結果が出る打球に限ります。もちろん送球もカウントしません。
5:これを交流戦終了後の74試合のうち、3試合を休んだので都合71試合でカウントしました!!
交流戦後なのはたまたまそこからこのカウントを思い立っただけで意味はありません。また休んだのはワクチン後の体調不良です。
ではその結果は……105打球/315守備交代、33%でした!!
という数字でしたが、これだけでは意味がないですよね。
割合が高いか低いかがわかりません。
では次に比較対象となる、代わったところに限らないすべてのポジションの打球の飛びやすさを示したいと思います!!
守備交代に限定しない全てのポジションに、1イニング当たりどれだけ打球が飛ぶのかを調べればいいわけです。
この記事ですでに調査したのですが、ここで対象にした試合は中日戦と阪神戦を3試合ずつでした。
これでは球団での偏り、つまり攻撃側が左打者の多いチームの場合ファーストやライトの守備機会が増えてしまう、という可能性があります。
なのでここでは更に拡張して、広島戦、巨人戦、ヤクルト戦3試合ずつも加えたデータを集めました!!
なお対象にした試合は、中日戦(7/9-11)阪神戦(7/12-14)広島戦(10/12-14)巨人戦(10/1-3)ヤクルト戦(9/28-30)の三連戦です。
めちゃくちゃ見づらいと思いますすみません、情弱です。拡大してみていただくか、見なくても文章だけで十分だと思います。ちなみに打球の項目に「不明」があるのは、スポーツナビで集計したからです。「叩きつけた打球で内野安打」みたいな表記だと各ポジションに振り分けられなかったんです。
この15試合での打席数は合計で1056で、このうちさっきの条件に照らし合わせ、投手捕手に飛んだ打球と三振その他守備の関わらない結果を除くと、706でした。
で、これをイニングで割ると2.68になり、更にポジションの数=7で割ると0.38となります!
つまり、あるポジションが1イニングに打球に触れる確率は38%、ということです!!
ということは、守備交代打球率が33%でそちらが低いので、
「代わったところに打球が飛ぶ」というのは間違いで、むしろちょっと飛びづらい!
という結論が出ますね!!
いや~、うすうすそんな気がしてましたが、「代わったところに~」は単なる印象だったんですね~。
と、いうだけの企画です、特に実用性はありません笑。
迷信を
調査方法はやっぱりアナログで、「すべての打球をポジションごとにカウントし、割合を出す」というだけのものです。
そして出た結果は……
1056打席のうち、
一塁 59打球≒6%
二塁 103打球≒10%
三塁 69打球≒7%
遊撃 108打球≒10%
左翼 107打球≒10%
中堅 121打球≒11%
右翼 112打球≒11%
となりました!
これも実用性があるわけじゃないので、ふーんそんな感じなんだ~、と思ってください。
やっぱりセンターラインが順当に多くて、と言うかむしろ一塁と三塁だけ異様に少ない、と言えるでしょうか。
あまり左右での偏りはないようです。
ではこれで終わりにします、ありがとうございました!
次は年俸についての記事にしようかと思っています!!
オフの間の当ブログはですね、データ関連の記事やもちろん補強等のニュースについて更新していきたいと思います。
その一つとして今回は、「代わったところに打球が飛ぶ」は本当か、について書いていきます!!
守備から選手が交代し、そこに打球が飛ぶと、「代わったところに打球が飛ぶ」という風に言いますよね。
みなさんも何度も耳にしたことがあると思います。
ですが本当にそうなのでしょうか?
印象に残りやすいだけで、実際はそうではないのでは??
こういう疑問もまた、みなさん感じたことがあるのではないでしょうか。
ということで検証しました!!
日々の感想記事を見てくれている方は、その最後に毎回、「今日の守備交代打球率は~」という一文がついていたのにお気づきですよね。
毎日集計していたんですよ~!ほめてください!!
その1:「代わったところに打球が飛ぶ率」は??
では見ていきましょうか!「代わったところに打球が飛ぶ率」というのは長いので、「守備交代打球率」と呼ぶことにします。
この守備交代打球率を集計するにあたって、その条件を確認しましょう!
こちらの記事にも書いたのですが、
1:ベイスターズの試合(私がいつも見ているからです、意味はないです)で両軍の守備交代の数をカウントします。
「両軍の」というところがミソで、ベイスターズに偏ることなくデータを集められると考えられます。
2:この守備交代の数には、投手と捕手は含まないこととします。
おそらくみなさんも、この2ポジションについて「代わったところに~」と聞いたことはないですよね。
3:守備交代のうち、交代したイニングで打球が飛んできた数をカウントします。
代わっていくつかイニングが経過してから、「代わったところに~」と言うこともないですもんね。
4:この打球の数はヒットかアウトかを問わず、またファウルフライ以外のファウルはカウントしません。打席の結果が出る打球に限ります。もちろん送球もカウントしません。
5:これを交流戦終了後の74試合のうち、3試合を休んだので都合71試合でカウントしました!!
交流戦後なのはたまたまそこからこのカウントを思い立っただけで意味はありません。また休んだのはワクチン後の体調不良です。
ではその結果は……105打球/315守備交代、33%でした!!
という数字でしたが、これだけでは意味がないですよね。
割合が高いか低いかがわかりません。
では次に比較対象となる、代わったところに限らないすべてのポジションの打球の飛びやすさを示したいと思います!!
その2:通常の打球の飛ぶ率は??
これについては明快ですよね。守備交代に限定しない全てのポジションに、1イニング当たりどれだけ打球が飛ぶのかを調べればいいわけです。
この記事ですでに調査したのですが、ここで対象にした試合は中日戦と阪神戦を3試合ずつでした。
これでは球団での偏り、つまり攻撃側が左打者の多いチームの場合ファーストやライトの守備機会が増えてしまう、という可能性があります。
なのでここでは更に拡張して、広島戦、巨人戦、ヤクルト戦3試合ずつも加えたデータを集めました!!
なお対象にした試合は、中日戦(7/9-11)阪神戦(7/12-14)広島戦(10/12-14)巨人戦(10/1-3)ヤクルト戦(9/28-30)の三連戦です。
めちゃくちゃ見づらいと思いますすみません、情弱です。拡大してみていただくか、見なくても文章だけで十分だと思います。ちなみに打球の項目に「不明」があるのは、スポーツナビで集計したからです。「叩きつけた打球で内野安打」みたいな表記だと各ポジションに振り分けられなかったんです。
この15試合での打席数は合計で1056で、このうちさっきの条件に照らし合わせ、投手捕手に飛んだ打球と三振その他守備の関わらない結果を除くと、706でした。
で、これをイニングで割ると2.68になり、更にポジションの数=7で割ると0.38となります!
つまり、あるポジションが1イニングに打球に触れる確率は38%、ということです!!
ということは、守備交代打球率が33%でそちらが低いので、
「代わったところに打球が飛ぶ」というのは間違いで、むしろちょっと飛びづらい!
という結論が出ますね!!
いや~、うすうすそんな気がしてましたが、「代わったところに~」は単なる印象だったんですね~。
と、いうだけの企画です、特に実用性はありません笑。
迷信を
おまけ:ポジションごとの打球の来やすさ!!
ここまでの検証の副産物なのですが、上の写真にあるように、ポジションごとの打球の来やすさも調べてみました。調査方法はやっぱりアナログで、「すべての打球をポジションごとにカウントし、割合を出す」というだけのものです。
そして出た結果は……
1056打席のうち、
一塁 59打球≒6%
二塁 103打球≒10%
三塁 69打球≒7%
遊撃 108打球≒10%
左翼 107打球≒10%
中堅 121打球≒11%
右翼 112打球≒11%
となりました!
これも実用性があるわけじゃないので、ふーんそんな感じなんだ~、と思ってください。
やっぱりセンターラインが順当に多くて、と言うかむしろ一塁と三塁だけ異様に少ない、と言えるでしょうか。
あまり左右での偏りはないようです。
ではこれで終わりにします、ありがとうございました!
次は年俸についての記事にしようかと思っています!!
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